2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
大和岩雄氏は『秦氏の研究』のなかで、秦氏と古い太陽信仰のかかわりについて論じています。 詳しく説明するとかなり長く繁雑になるのですが、そのひとつとして京都にいくつかある秦氏の聖地と言われる場所をそれぞれ直線で結ぶと、夏至の日の出線(冬至の日…
秦氏は弥生後期~末期にアメノヒボコとして渡来しました。 前回、ヒボコと長江文明(越人)の共通する特徴として、「海洋民(航海民)」「太陽信仰」「須恵器とその前身と言われる印紋硬陶」「優れた砂鉄精錬の技術」「水利土木の技術」の5つを上げました。…
弥生時代の後期~末期(A.D.1~3世紀)に朝鮮半島の新羅・伽耶から渡来したアメノヒボコ。 そのヒボコは当時の秦氏そのもの、あるいは秦氏集団をいわば擬人化した象徴と考えられられます。 では秦氏のルーツは朝鮮半島なのかというと、実はそうではないと…